アルミ鋳物の強度と温度の関係
アルミの強度は、使用環境(特に温度)により大きく変化します。アルミ鋳造部品も同様です。
アルミ材は、一般的に高温になればなるほど強度が低くなります。(融点の低いアルミ材では顕著です)
下記のデータでは、100℃以下ではあまり変化はありませんが、200℃以上になると強度が半分以下になります。
逆に、低温脆性がないため低温になればなるほど、強度が高くなります。
アルミ鋳物材料物性値のデータと、以下の強度と温度のデータを参考にアルミ鋳物材をお使いください。
■ 鋳物用アルミ合金の室温における物性値
■ ASTM規格355.0合金(AC4D)の温度と物性値
■ アルミ砂型鋳物の高温における引張性質
■ アルミ砂型鋳物の低温における引張性質